Contents
はじめに．
keiです
珍しく育児記事なんてかいてみました．
この記事を超ざっくり解説すると
1500グラムの未熟児から体重が7kgまで，
全ミルク育児（現在進行形）ですが、特に問題ありませんよ。
ミルクは悪いもんじゃないよ。
誰に向けて書いた記事か？
この記事は、これまでにあまりミルクを使ったことがない人向けに書きました。
私自身ミルクを使った経験から、
ミルク育児ってこんなもんだよ！と言うことを伝えたくて書いています。
具体的に言うと、
・これから初産を控えているお母さんお父さん
・母乳がなかなか出なくて悩んでいるお母さん
・ミルクを使いたいんだけど母乳の方がいいんでしょ？と漠然と思ってるお母さんお父さん
・今まで母乳育児をしていたが、仕事に復帰するためにこれからミルク育児を始めるお母さん
に読んでいただけるとうれしいです。
きっかけ
ツイッターでのフォロワーさんの記事でした．
こんな調子で書いてみようと思いました．
もしもミルク育児で負い目を感じているお母さんがいれば，
少しでも心の負担が和らげばと思います．
病院が母乳！母乳！言うと、その後母乳で育てられないお母さん達が自分の事をどれだけ責めるのか分かってるのかな？
ミルク=悪いと思い込み母乳で育てられない=ダメな母
これじゃお母さんがかわいそうだよ。ただでさえ育児のストレスあるのにムダにストレス。それ！それ！思ったらRT🙌
— トトモカ@いねむり母さん (@totomoka2) 2018年5月7日
粉ミルク体験談でも書こうかな。粉ミルクはまじでオススメですよ。 https://t.co/4Z0rX6gU0x
— Kei( '-')走る研究者 (@kei31) 2018年5月7日
ぜひぜひ書いて下さい🙌✨
多くのお母さん達絶対に悩んでますよ～💦
私も、過去に母乳が一番だって考えのお母さんが私の子どもに勝手に母乳あげて悲しい思いしました😭— トトモカ@いねむり母さん (@totomoka2) 2018年5月7日
この記事のスタンス
この記事は、ミルク育児を推進するものでもなければ、
母乳育児を否定するものでもありません。
ミルク育児は育児の中の立派な選択肢の1つです。
母乳育児一直線ではなく、ミルクを飲ませたっていいんだよ
と言う立場です。
筆者は何者か？
30代の研究職（男）です。
7ヶ月の娘がいて、妻とともに子育て中です。
つまりこの記事は男目線の記事です。
これまでの娘の成長とミルク
娘は現在7ヶ月ですが、生まれてからこれまで、
1.5kg→7.4kgというように、
未熟児から見事に成長してくれました。
未熟児なので出産→即NICUです．
生まれてから２ヶ月間はNICUでミルクでした。
最近は離乳食も食べさせていますが、
これまではすべてミルクです。全ミというやつですね。
何で母乳じゃないの？と言う疑問には次の節で答えます。
生まれてから体重は5倍くらいになってますから、
体の成分はほぼミルク由来ですね。すごいねミルク。
これまで風邪らしい風邪や、病気もなく元気に育ってくれてます。
ミルクだから悪い病気にかかったとか
そんなことはなく、元気に成長してくれてうれしい限りです。
ミルクを始めた理由
きっかけもなにも、母乳が出ませんでした。
それだけです。
母乳が出てたら母乳育児をしていたかもしれません。
今となってはわかりません。
私自身の考えとしても、
「母乳が出るなら母乳がいいよね、
別にミルクでもいいけど」
程度しか考えてなかったので、
ミルクを飲ませることに抵抗はありませんでした。
妻はどう思っていたのかわかりませんが、
たぶんかなり必死に母乳を出そうと考えていたんじゃないでしょうか。
このあたりは男性と女性の受け取り方の違いなんでしょう。
男は頑張っても母乳は出ませんからね。
妻は必死に母乳を絞り出してスピッツに貯めてましたし
（男性諸君！知っていたか！？なんと！スピッツに母乳をためるんですよ！）
おっぱいマッサージにもいったし、
たんぽぽ茶も飲みました。
まあそれでも母乳は出なかったのでしゃーない。
と言うことで完全ミルク育児のスタートです。
ミルク育児を始める理由は人それぞれあると思います。
仕事に復帰するとか、
母乳がすこししかでないとか、
この際言いますが、
理由なんて人それぞれなので
何だっていいんですよ。
どんな理由であれミルク育児に負い目を感じる必要はないってことですね。
ミルクってだめなの？そんなことはない。
何となーくですが、母乳で育てたいって人はいますよね。
太古の昔から人は母乳を飲んで育ってきたわけで、
母乳を否定する理由は一切ありません。
じゃあ逆にミルクで育てるとしたときに
これを否定できる理由をちゃんと説明できますか？
と自問してみると、私は明確な理由は説明できません。
1500グラムで生まれた未熟児がNICUでミルクを飲むんですよ。
そんなの大丈夫に決まっているじゃないですか。
思うに、母乳＝お母さんがあげなければならないもの
と言う図式が頭の中にあって、
母乳をあげられない場合は母親失格みたいな感覚があるんじゃないかと思います。
こんな記事がありました。
2015年では、生後一ヶ月粉ミルクだけで育った赤ちゃんは3.6パーセント。
25～30人に1人の割合ですね。
うちの娘はすでに少数派なんですね．
しかも，厚生労働省が母乳育児を推進する普及啓発なんてしてるんですね。
母乳育児を推進するのは結構ですが、
併せてミルク育児に問題がないことも伝えてほしいですね。
それに、うちの場合はそもそも母乳でないわけですから、
ミルクを飲ませるしかできないんですよ。
こういった社会的な流れも、漠然とした感覚として、
母乳が出ない＝母親失格
みたいな図式を構築してしまっているんじゃないでしょうか。
一応、母乳だと免疫力が付きやすいらしいのですが，
ただこれ、同じくらいの影響って身の回りに周りにうようよありますよね。
たとえば、独身と既婚者を比べると、
既婚者の方が寿命が長いと言うデータがあります。
それも8～15年くらい既婚者の方が長い。
ミルクを飲ませて免疫力が落ちるのと、
生涯独身で寿命を縮めるのどちらを心配すべきでしょうか。
私にはわかりません。
私はあかちゃんに母乳しか飲ませない！だって免疫力つくもん！
と言っている人は、今すぐ0歳から婚活をさせるべきです。
結婚できなかったら寿命が8～15年違ってきますから。
ようは、ミルクを飲んで免疫力が落ちる程度の心配事なんて山ほどあるのに、
ミルクだけ心配してもしょうがないでしょ！と言いたいんです。
（0歳から婚活しろといっているわけではない）
ミルクのメリットとデメリット
ここで、私が感じたメリットとデメリットを整理しておきます。
飲んだ量がわかる
これって結構大きなメリットですよね。
今日はちゃんと飲んだ。とか、
いつもより飲んでない。とかが一目瞭然です。
母乳を飲ませるときって、
量はどうやって調べてるんでしょう。
まさか毎回おむつの重量（おしっこの重さ）を測るわけにいかないだろうし。
うちはミルクしか飲ませてないのでわかりませんが。
ちなみに、聞いた話ですが、よく寝る赤ちゃんがいて、
その赤ちゃんは、母乳を飲ませたらすぐに寝てしまう事が多かったそうです。
そして定期健診の時に、体重が少なくて、
ちゃんと授乳させてないのではないかとお叱りをうけたとか。
（今となっては笑い話としてこの話をしてくれますが）
そのお母さんとしては、
母乳を飲ませてすやすやねむる赤ちゃんを見て、
これくらい飲ませればいいのかなと思ったんでしょうけど、
本当はもっとたくさんあげるべきだったんですね。
どこでもだれでも飲ませられる（父親でもok，授乳室でなくてもok）
これもかなり大きなメリットです。
うちでは親戚が集まるところでは、
かわりばんこでミルクをあげています。
つまりこれは、妻がラクできるんですよ。
なんだかんだで育児って妻が一番大変な思いをしています。
だから負担を軽減できるって大事なことです。
特に出産直後は、
赤ちゃんは電波時計でも使ってるかと思うほど正確に
３時間ごとに泣いてミルクを求めます。
この負担をわずかでも父親が肩代わりできるのは大きいですね（と、勝手に父親は思っております）
たぶん妻からすると、もっと率先してミルクあげてよ！と思ってるかもしれませんが。
あえてデメリットを挙げるなら
うーん。お金がかかることくらいか
うん。まあ、これくらいですね。
特にこれと言った致命的なデメリットを思いつきませんでした。
あ、あと、お湯を用意する必要がある。と言うくらいでしょうか。
たぶん細かいデメリットも挙げればきりがないんでしょうが、
哺乳瓶の消毒とか、外出時に荷物が増えるとか。
母乳育児にもメリットデメリットはありますから、
このあたりは臨機応変に母乳とミルクを切り替えたらいいんじゃないでしょうか。
大事なことは母乳に固執する必要はないって事です。
念のために言っておくと、母乳を否定しているわけではない
以上ここまで私自身がミルクを使った感想を書かせていただきましたが、
別に母乳を否定するつもりはありません。
ただ、母乳だけじゃなきゃだめ！
と言う考え方に対しては、
ちょっと待って！ミルクだっていいんだよ！
と言いたいのです。
おわりに．
ここまで読んでくれてありがとうございました。
まだまだ我が家の子育ては始まったばかりです。
この後予想もできない困難や楽しい日々があると思いますが
日々感じたことをこうやってブログで共有していきたいと思っています。
以下、雑記。
その他、母乳で育てた友人のこと。血染めの母乳
私の友人で、子供を母乳で育てた人がいるんですが、
その理由は、赤ちゃんがミルクを飲んでくれなかったからだそうです。
その友人は決してミルクを否定していたわけではないんですが、
赤ちゃんがミルクを飲んでくれなかったそうです。
これはさすがにどうしようもないですね。
もともと母乳の出がよくなかったみたいなのですが
毎日毎日母乳を絞り出して、
しまいには血染めの母乳になったとか。
育児は大変ですが、母乳だけが育児ではありません。
母乳で苦労した分は、母乳以外で周囲がサポートしてくれる体制が大事ですね。
そんな友人の赤ちゃんも、
今では順調に育っています。
よかったよかった。
その他、ふと感じた違和感。入院時の母乳破棄に関する同意書。
このセクションは医療機関の方に確認をしたわけではないので完全な私の感想です。
どんな経緯や理由があって同意書が必要になったか調べてないのでご注意ください。
むしろ知りたいので知ってる方がいたら教えてください。
出産した方ならわかると思うんですが、
入院するときにかなりの同意書とか申込書を書きますよね。
緊急時には○○薬を使う事に同意します。
とかです。
特にうちの場合は、出産→即NICUだったので、
たくさん書類を書いたんだと思います。
10枚くらいは書きましたね。
その中にこんな同意書がありました。
うろ覚えですがこんな内容です。
母乳を採取して赤ちゃんに飲ませますが、
赤ちゃんが飲みきれないくらい母乳が採取できた場合は、
その母乳を破棄することに同意します。
正直いって、え？！これ何のために必要なの？と思いましたが、
理由を聞いたりするのはやめておとなしくサインしました。
（単なる興味で知りたいだけなので）
出産時には何かとドタバタしますので。
赤ちゃんが飲みきれない母乳なんて、
捨てないでどーするの？
とっておいてクッキーでも焼くの？
誰のためにとっておくの？
この同意書をものすごーーく好意的に解釈するとしたら、
あえて母乳を捨てないでとっておく理由って、
母乳を絞り出したお母さんの努力を無駄にしないために
捨てない（とっておく）と言うところでしょうか。
だとしたら全く赤ちゃんのためではないですね。
何のためにこの同意書を書くのか、
どんな経緯でこの同意書ができたのが気になるので、
（単なる興味です）わかる方がいたら教えてほしいです。
その他、どんなミルクを使っているの？
うちはアイクレオです。
成分を比較したり口コミを調べたりしてません！
なので，正直言って他のメーカーのミルクと何が違うのがわかりません．
なぜアイクレオにしたかという、
娘が入院していたNICUではアイクレオを使っていたので
そのまま使っているという理由です。
一応リンクを貼っておきますが、
たぶん近くのドラッグストアとかで買った方が安いですね。
私はAmazonで買ったことはありません（笑）
