はじめに.
keiです
ズームフライって何で速く走れるのか気になりますよね.
そして,何がこれまでの靴と違っていて速く走れるのか.
そんな疑問に迫ってみましょう.
何を知りたいか
ズームフライはこれまでのランニングシューズに比べて,
省エネで走れるシューズです.
つまりランニングエコノミーが高いということですね.
1度走り比べてみたときは,
1000mで10秒ほどの違いが出ました.
(私が一回だけ走った比較なので,あくまでも参考値で)
そのランニングエコノミーの高さを,
接地の動画から調べてみたいと思います.
この記事によると,
クッション性によってエネルギーリターンが大きいらしいですね.
クッション性というからには,
接地の時にエネルギーをため込んで,
それを離地のときに解放して速く進むと言うことでしょうか.
いずれにせよ検証してみましょう.
比較対象として,
アシックスのターサージール5に登場してもらいます.
こちらも良い靴です.
まずは動画から
まずは接地の動画を見てみましょう.
アシックスターサージール5とナイキズームフライで走ってみて,
それをスマホ(P10plus)で動画に撮りました.
最近は便利なもので,
こんなスマホ用の三脚を使いました.
ペースとしてはたぶん1キロ5分位のペースです.
かるーく走った感じですね.
ちなみに,私はどんな走り方をするの?
というと,ハーフを1時間45分くらいで走って,
フォームはこんな感じです.
さて,それでは接地の動画です.
まずはターサージール5から.
思いっきりヒールストライクですね,
フォアフットを心がけてはいるものの,
なかなか難しい.
そして,ズームフライがこちら.
このスピードだと速すぎて全然分からないので,
1/10にしたスローも作りました.
まずはターサージール5
こちらがズームフライ
分析
さて,ここからが大切な分析と考察です.
先ほどの動画を1フレームずつ比較してみましょう.
うーん,かなり微妙だが,それでもターサージール5の方が
ソールがぐにゃっと曲がっていますね.
結論としては,
ズームフライ
ころころと転がるシューズ
ターサージール5を元とする従来のシューズ
接地のエネルギーをソールとアキレス腱に蓄えて,
バネのように走るシューズ
という図式が成り立ちます.
よく,「ズームフライの反発力がすごい」という話しを聞くことがありますが,
わたしは反発力がすごいと思ったことは一度もありません.
ただただ,転がり方がものすごくよく,
常に坂を下っているような気がするだけです.
おわりに.
どうでしたでしょうか.
ズームフライって何で速いの?
という疑問に少しは迫れたと感じています.
とはいえば,まだまだ私もズームフライの力を
出し切れたわけではないので,
これからも練習あるのみですね.