ロードバイク

楕円ギアがなぜ速いのか?に対する回答一覧

みなさんこんにちは
keiです

先日,Dovalを導入しました.この楕円ギアというか,非円形ギアっていいですね.走った感じは断然良いです.

【Doval】5000円で始める楕円ギア,非円形ギアのすすめ【ロードバイク】 ある日,フォロワーさんがこんなことをつぶやいていました. これってどうなんですか? pic.twitter.com/qbE...

でもなぜ「いい」んでしょう?.ただ漠然といいとか,使ってみた感覚がいいと言われても,本当にいいかどうか分かりません.そこで,この記事ではネット上のいろいろな意見をまとめてみました.

ちなみに,私なりの分析で楕円ギアの効率がなぜ良いか?についてはこちらのページにまとめました.

https://bikemaniacs.jp/archives/1785

IT技術者ロードバイク日記の場合

もう、しつこいかもしれない。しかしあえて書く。真円チェーンリングから、楕円チェーンリングに変えた時のペダリング効率だ。この場合の答えは単純だ。ご自身のペダリング癖において、クランクが回転する接線方向に、ちからをうまく掛けられるチェーンリングのほうが効率は上がる。

ただそれだけだ。ひとによっては、楕円であり、真円なのだ。したがって楕円を使うと効率が上がる、は楕円に適したペダリングならば上がるし、楕円に適さないペダリングならば効率は下がる。

つまり楕円ギアに適したペダリングなら効率は上がる.( ‘-‘)うーん,それを言ってしまえばすべてのパーツは適した人なら良いになってしまう.そして,チェーンリングが楕円でもクランクは真円なのだから,クランクの法線方向に力を上手く掛けられるかどうかはチェーンリングは関係ないのではないだろうか.

ちなみに,このIT技術者さんってロードバイク界隈ではかなりすごいひとだ.なんて言ったってgoogleで「IT技術者」って検索を書ければ本物のIT技術者よりも先にロードバイクが出てくる(この方も本物のIT技術者ではあるが).

ダイシャリン十二月田店の場合

真円?楕円?効率を極めろ!! RIDEA楕円チェーンリング ! …
http://www.daisharin.co.jp/blog/025/?p=8677

RIDEAのアナウンスを見ると、「決して楽にはなりません、ファンライドレベルでは使用しないで下さい」とあるのは分かる気がします。

これは言い換えれば48Tが回している最中に56Tになっているのと同じで、48Tしか踏めない脚だと急に56Tになってしまうギアとも言えるからです。

逆に55T付近が回せるのであれば、上下支点で48Tの負担で踏めるという事であり、いかに効率が良いかがわかります。

これも結局,上下死点(下支点ではない)で48Tで踏めることがなぜ効率が良いんだろうかわからない.( ‘3’)普段から55Tが回せるのなら元々円形の55Tをつければ良い気がするし,下死点ってそもそもいくら踏んでも仕事にならないわけだから48Tだろうが55Tだろうが関係ないのではないだろうか.

cyclistの場合

Q-RINGS が実現する理想のペダリングについては商品紹介ページにくわしく書かれているが、まとめるとこうだ。

 「力の入りやすい場所では重い歯数を、力の入りにくい場所では軽い歯数を使う」

 これがQ-RINGSの理論。ペダルを踏み込む力を最もかけやすい位置(4時の位置)で歯数が大きく(重く)なり、4時を抜けると歯数が小さく(軽く)なる。3~4時の間だけペダルがかすかに重くなり、パワーがかけやすくなる仕組みだ。それ以外は真円のチェーンリングと変わらない。

パワーが掛けやすくなる仕組みらしい.でもそれだと,元々50Tだったら,楕円リングなどにせず54Tや55Tのリングをつけておけば良いのではないだろうか.

ペダリスタの場合

楕円リングは、最もトルクをかけられる1時から4時のギア数が大きく、下死点と上死点はギア数が小さくなります。なので、1~4時ではしっかりトルクをかけながら、ペダリングで力が加わらない下死点と上死点を素早く通過できます。つまり、人間のパワーをより効率よくペダリングに変換できるのです。

実はこの「1~4時ではしっかりトルクをかけながら、ペダリングで力が加わらない下死点と上死点を素早く通過できます。」と言う部分がかなり確信に近いところまで迫っている.この次の記事でなぜ楕円ギアは速いのかをまとめることにする.

ちなみに,下死点と上死点をすばやく通過するから効率よくペダリングに変換できるという記述には若干の理論の飛躍があるので,これも次の記事でまとめることにする.

Valley Worksの場合

『「楕円チェーンリング」のメリットとデメリット』
https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/valley-works/entry-12229161599.html
チェーンリングといえばもちろん "真円" そう、普通はまん丸ですよね。しかしながら最近ROTORの「Q-RING」によって市民権を得た楕円チェーンリングが流行…

ペダルの回転1周全てに意識を置くのではなく、パワーを掛けやすい部分の力学的効率を伸ばすことができる円比率、それを追い求めると真円ではなく楕円になったという流れで楕円チェーンリングは考案されました。

パワーが掛かりにくい部分は真円より力が抜けるように、パワーを掛けやすい部分に対しては最大限の効率が期待できるので踏み下ろす動作のみに集中してペダリングができる事が最大のメリットでしょう。

うーんどうやって力学的効率を伸ばせるんでしょうか.そこが知りたいんです.パワーがかかりにくいところで力が抜けるというのは単なる事実ですが,それがなぜ効率向上に繋がるのかを知りたいですね.

bikephotoaudio’s blogの場合

楕円リングの目的は、ペダルを踏み込む2~4時の位置あたりでチェーンリングが大きくなり(仮想的に)、上死点・下死点を通るときにチェーンリングが小さくなる(仮想的に)。

すなわち、ペダリング中のオイシイところではガッツリ踏めて、逆にロスが大きくなりやすいところでは早くペダルが通過する。

上下に踏み込むようなペダリングをする人にとっては、踏み込んだパワーがより有効活用されやすくなる、というシロモノだ。

がっつり踏めるとなぜ効率が向上するのか.下死点上死点をすばやく通過するとなぜ効率が向上するのか.ただ,下死点上死点をすばやく通過するというのは楕円リングの重要なポイントだ.


いかがでしたでしょうか.次の記事では私なりの考えでなぜ楕円ギアが速いのか!について迫っていきたいと思います.