keiです
今日はロードバイクのインターフェイスについて考えてみます.インターフェイスという言葉自体は知っているけれど,ロードバイクのインターフェイスと聞いてぱっと来ない方がほとんどだと思うのでまずはそのあたりから.
ロードバイクで言うところのインターフェイスとは?
そもそもインターフェイスとは,異なるものが接する所をさす.
と言うことは,ロードバイクでは,人間とロードバイクと路面があるわけだから,
・人間とロードバイクのインターフェイス
・ロードバイクと路面のインターフェイス
が存在する.
もうちょっと細かく分類すると,
・人間とロードバイクのインターフェイス
→サドル,レーパン
→ハンドル,グローブ
→ペダル,シューズ
→これらのポジション出し
・ロードバイクと路面のインターフェイス
→タイヤ
となる.
なぜインターフェイスが大事か
インターフェイスということは,極論を言うとその先に何があるか全く分からないということになる.例えばタイヤにしてみれば,路面に接すると言うことは分かるのだが,その路面が,アスファルトなのか,石畳なのか,砂利道なのか,雨で濡れているか分からない.
ハンドルにしてみても,手で握られると言うことは決まっているが,手の大きさや握力もまちまちだし,もしかしたら雨や汗で手が濡れているかもしれない.肩幅が違えばハンドルを握る角度も違ってくる.
はっきり言ってトラブルが起こるとしたらインターフェイスに決まっている.だからインターフェイスにはお金をつぎ込んでそこそこのものをそろえておいた方がいい.
もう一回リスト化しておくと,
・サドル
・レーパン
・ハンドル
・グローブ
・ペダル
・シューズ
・ポジション出し
・タイヤ
である.
このうちタイヤは新品のロードバイクを買った初心者なら,しばらくはそのまま新品のタイヤを使い続ければ問題ないのだが,その他の7つについては,なるべく早くそろえることをオススメする.
コンポも大切なのは分かるが,ロードバイクという1つの製品を作る過程で相当すりあわせされているし,そもそもコンポはその先にな二月かがるかがだいたい分かっているのでトラブルが少ない.スプロケットにはまず間違いなくチェーンが接するから,チェーンが接しやすいようなギアの形をしている(当たり前だが).それに対してタイヤは未知の路面が接するわけだから,全くもってタイヤの方が難しさは高い.
このインターフェイスをおろそかにすれば,必ずトラブルに見舞われるので注意したい.
ちななみにPCの場合
この,インターフェイスを大事にするという考え方はかなり幅広く使えるものだと考えている.パソコンの場合はこう考えることができる.
人間ーパソコンーインターネット
となるので,そうするとインターフェイスは以下の通りだ
人間ーパソコン間
・キーボード
・マウス
・ディスプレイ
パソコンーインターネット間
・無線LAN
・有線LAN
と言うことで,パソコンを買う場合は,以上の項目はカスタマイズで可能な限り最高級のものを詰むことにしている.
その他の例
・クラリネットはマウスピースが大事
・テニスはラケット
・書道は筆
・野球のピッチャーはレジンバッグで手とボールの滑り方を調節する
考えればいくらでも出てきますね.
インターフェイスからロードバイクを考えるというのはなかなか見方としてはレアな方ではないだろうか.皆さんもこのインターフェイスを1度見直してみてはいかがだろうか.