keiです
ロードバイクをしているとFTPやらPWRやら聞いたことがない指標がたくさんありますよね.これらの指標って実はトレーニングや大会で有効活用できるんですよ.ということでまずは簡単に指標の解説をしてみます.(本当は自分が理解していないので調べてまとめるのが目的です)
FTP
「Functional Threshold Power」の略
1時間連続で出力できるパワー(W)の最大値のことです.その人のパワーですから直感的にも速さに直結することが分かります.この数字が大きいほど大きいパワーを持続できるので,タイムトライアルでは有利になります.
ちなみに,私のFTPは215Wです.
PWR
「Power weight ratio」の略
出力を体重で割った値(W/g)であり,出力とは前述のFTPを使うことが多い.体重1gあたりどれくらいのパワーを発揮することができるかの指標である.この指標が大きいと言うことは,体重が軽い割に大きいパワーを出せると言うことで,ヒルクライムに有利である.
VO2Max
VO2とはVolume O2(酸素)のこと.
体重1kgあたりに,1分間あたりに摂取できる酸素の量(ml/kg/min)である.当然酸素を多く取り入れることができるのでこの指標が大きいほど持久力があると言える.ロードバイクだけでなくてランニングでもよく用いられる指標である.
TSS
「Training stress score」の略
運動の負荷を示す指標で,その人のFTPでちょうど1時間練習した場合にTSSは100になる.つまり,FTP200Wの人が,1時間200W出力の練習をしたらTSS100だし,2時間100Wの練習をしてもTSS100になる.
CTL
直近42日(6週間)のトレーニングレベルを表す指標.TSS100のトレーニングを42日行った場合はCTLが100になる.
CTL=42日間のTSSの合計/42
だと思うのだが計算方法が見つけられなかったので分かる方がいたらTwitterに教えてください.
TSSをベースにしているので,さらにそのTSSの元になっているFTPを正確に計測しておく必要がある.
ATL
直近7日のトレーニングレベルを表す指標.TSS100のトレーニングを7日行った場合はATLが100になる.
ATL=7日間のTSSの合計/7
だと思うのだが計算方法が見つけられなかったので分かる方がいたらTwitterに教えてください.
TSSをベースにしているので,さらにそのTSSの元になっているFTPを正確に計測しておく必要がある.
TSB
TSB=CTLーATL
つまり,直近7日間のトレーニングが,過去42日のトレーニングと比べてストレスが大きいか小さいかを示している.もしTSBが小さすぎる(マイナス)場合は,直近のストレスであるATLが大きいと言うことだから追い込みすぎと言うことになる.
当然このTSBもFTPの計測を正確に行っておく必要がある.